ストラップ： 瓜瓞綿綿

かつて資料兼お土産として購入したストラップ（根付）が出てきました。



カボチャ？が3つのデザインです。
このカボチャは瓜を表していて瓜瓞綿綿（かてつめんめん）というデザインです。
瓜瓞とは..　瓜・ウリと瓞・小さなウリのこと。
瓜は1本の蔓にいくつも実をつけることから、子だくさん、子孫繁栄を意味するデザインになっています。

ウリと蝶が一緒にデザインされていることもあります。
これは瓜瓞の瓞の発音と蝶の発音が同じことからきています。

瓜瓞綿綿については、こちらもどうぞ
→　瓜瓞綿綿　<<　　吉祥デザイン集　<<　燕京雑考

ストラップ： 意味は平安を祈る

かつて資料兼お土産として購入したストラップ（根付）が出てきました。



花瓶のような瓶が一本。
この意味は「平安」です。
中国語の「瓶」は「平」と同じ発音なので花瓶などで平安を表します。
また同様に「苹果（リンゴ）」の「苹」も「平」に通じることからリンゴは「平安果」とも言われます。
このストラップの意味するところを考えたのですが、
花瓶が一本なので、「一路平安」（道中の無事を祈る、道中御無事で）という意味なのかなぁと思いました。
花瓶の上に玉？があるのでもしかしたら別の意味があるかもしれませんが...

ストラップ： 長寿の願いを込めた錠前

かつて資料兼お土産として購入したストラップ（根付）が出てきました。

 




この錠前は「長命鎖」といいます。
「生まれてきた赤ん坊を現世に繋ぎとめる錠前」で、銀で作られています。
赤い紐や銀の鎖に繋げて出産祝いにします。

この写真ではよく見えませんが
上の画像では「長命鎖」に「一生」、
下の画像では「平安」と彫られています。
...もっとわかりやすくしたかったのですが、だめでしたm(__)m



~>゜)～＜蛇足＞～～
　手持ちの「長命鎖」はこれです。
　
　ちょっと形が違いますが、これも「長命鎖」。
　この錠前が昔一般的に使われていた錠前です。
　「長命鎖」についてはこちらで詳しく描いているので興味のある方はどうぞ！
　　→　「銀の錠前」　<<　ああれやこれや　<<　燕京雑考

ストラップ： 仏手、仏足

かつて資料兼お土産として購入したストラップ（根付）が出てきました。



単純に見たら、ただの手と足なのですが...
仏様手と足ですからそれだけで縁起物。
仏手、仏足です。
優美な手に比べて足はべた！という感じですか、
仏陀の足は偏平足ですからこれでいいと思う...（＾▽＾）



~>゜)～＜蛇足＞～～
　仏手の上の小さなものは、蓮の花だと思います。
　中国の伝統デザインというよりは、仏教つながりですね。

~>゜)～＜蛇足2＞～～
　仏手のついでにご紹介
　仏手柑という果物があります。
　そして　「百年長寿」というデザインがありますが、
　これは、仏手という果物と百合の花をデザインしたものです。
　興味のある方はこちらをどうぞ
　→　燕京雑考>>吉祥デザイン集>>吉祥デザイン「百年長寿」

根付けというか、ストラップ...

中国の縁起物の根付けといいますか、ストラップが出てきました。

お土産用に購入したのだけれど、

そのままになっていたものです(^^ゞ

 

伝統的な意匠なので、ご紹介したいのですが、

現在小物の撮影の勉強中です。

綺麗に撮れたら一つずつご紹介したいです。