仕女娯図冊

清の『仕女娯図冊』です。
喩蘭という嘉慶帝に仕えた画家が嘉慶十二年（1807年）に描いたものです。
『仕女娯図冊』は宮廷の女性が娯楽に興じる絵が8枚セットになっています。



詳しくはこちらから
　燕京雑考　>>　仕女娯図冊　

乾隆帝の10頭の犬

戌年ということで、あちらこちらでカスティリオーネの『十駿犬図』が紹介されているのを見かけました。
この10頭の犬は乾隆帝のお気に入りの犬で、カスティリオーネ（郎世寧）によるものです。











犬の名前は
　睒星狼、驀空鵲
　茹黄豹、墨玉璃
　霜花鷂、蒼猊
　蒼水虬、雪爪盧
　金翅獫、斑錦彪　　　です。

~>゜)～＜蛇足＞～～
ネット上で拾ったものです。(^^ゞ

犬は疎いのですが、
唯一、蒼猊はチベタン・マスティフ（藏獒）はわかりました(^^ゞ


狗年興旺，幸福吉祥！

三九四九冰上走

二十四節気では、小寒から大寒とこれから立春にかけて一年で一番寒い時期ではないでしょうか。
この時期、中国の数九という寒さの数え歌では、「三九四九冰上走」（三九四九、氷の上を歩く）といいます。

この時期の昔の写真をネット上で見つけたのでご紹介。


故宮のお堀のスケート場


北京城のお堀と氷上ソリ（貨物用でしょうか）


氷上武術を演じる老人


昔のスケート靴

新民ネット　三九四九冰上走(组图)（2013年1月8日）から
（オリジナルソースは北京日報）

老照片： 科挙の様子

こんな写真を見つけました。
貢院（科挙の試験場）の写真です。
それも最後の科挙の試験場の様子らしいです。



貢院の写真は見たことがあるのですが、
科挙の様子を写したものは初めてでした。
古い写真なので、解説を入れないと、わかりませんが...
細かく区切られた巨大な長屋のような建物は試験部屋。
この中で試験の期間中過ごします。
真ん中の通路は、すでに、試験部屋に落ち着いた受験生でしょうか。
そのなりの通路はまだ入場中の受験生のようです。

最後の科挙についてはこちらをどうぞ

お辞儀の仕方

新年のご挨拶が多い時期になので、ご紹介。
男女、漢族、満州族....　各種お辞儀の仕方です。



男性の叩頭は、土下座っぽですね。