忍者ブログ
Pengzi de 雑記帳
中国に関する雑記、備忘や以前すんでいた北京・蘇州の思いでなどなど
 82 |  83 |  84 |  85 |  86 |  87 |  88 |  89 |  90 |  91 |  92 |
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

北京民間生活彩図 22 放風筝図(凧あげ)



春になると、竹で蝶や鳥などを作り、糸で空にとばします。

顔をあげてこれを見て、空気を吸い込むことは体に良いことだと解説に書いてあります。

 

---------------参考---------------

凧いろいろ



ちょう
トンボ・つばめ
タカ
PR
北京民間生活彩図 37 鑽火圏図(火の輪くぐり)



木製の輪に油紙を差し込み、火をつけます。
その火の輪を軽快に潜り抜けて見せます。

今ではサーカスなどで動物が演じていますが
昔は人間が軽業としてやっていたんですね。
北京民間生活彩図 51 端技勇石図(石挙げ)



石を持ち上げる石挙げは、武官登用試験である武科挙の試験の一つです。
既定の重さの石を規定の高さ、回数持ち上げる試験です。

---------------参考---------------

武科挙の試験項目は
「弓刀石馬歩箭」の試験でした。
内容は

 弓: 強弓をひく
 刀: 重い刀を手にしての演武
 石: 石挙げ
 馬箭: 騎馬による射的
 歩箭: 徒歩による射的

でした。
そのほか、学科試験もあり、それは古典兵法から指定された一部を清書するというものでした。
北京民間生活彩図 22 耍叉図(三叉槍使い)



見世物の槍の使い手は、美しく芸術的に槍を動かしてみせます。
高く宙に舞わせたり、縦横無尽な槍の芸に拍手喝采。


---------------参考---------------

「耍叉」... ちなみに言葉としては、「騒動を巻き起こす」という意味でつかわれます。
どこに行くかわからない...ということかなぁ...
見世物の槍使いの舞台は、今にもこちらに飛んできそうでハラハラドキドキ。

北京民間生活彩図 16 打蛋雀図(鳥使い)



骨で作った小さなボールを放り投げ、ヤマガラに受け取らせる曲芸です。



---------------参考---------------

小さな骨でできたボールを受けるぐらいで驚いてはいけません。
ヤマガラは学習能力の高い鳥だそうで、
『ヤマガラの芸:文化史と行動学の視点から(小山幸子氏著)』に詳しいそうですが、
おみくじ引き、つるべ上げ、鐘つき、かるたとり、那須の与一、輪ぬけなどの芸をしたそうです。

一番有名なおみくじ引きは
「ヤマガラ使いから受け取った1 円玉をくわえて賽銭箱に入れ,鈴を鳴らしくちばしで祠の扉を開け,中から御神籤をくわえて止まり木へ戻り落とす」
というものだそうです。
馬耳東風 - 日本獣医師会  より)
そしてより高度な一番の芸はカルタ取り。
百人一首の上の句を読むと、それに合った下の句のカルタをくわえてきたとか。
野生動物救護の会」の資料
アサヒタウンズ「多摩の野鳥たち」のご紹介 その3 ヤマガラ」より

ちなみにヤマガラはこの鳥です。


~>゜)~<蛇足>~~
突然16から始まりましたが、すでに、多くの項目は紹介済みです。
こちらをご覧ください。
メインサイト」の「北京民間生活彩図(北京民間風俗百図)」をどうぞ!

Copyright ©  Pengzi de 雑記帳  All Rights Reserved.
*Material by Pearl Box  * Template by tsukika
忍者ブログ [PR]
Admin ♥ Write ♥ Res
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
プロフィール
HN:
ぽんず
性別:
非公開
リンク
アクセスカウンター
P R
ブログ内検索
ページ