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Pengzi de 雑記帳
中国に関する雑記、備忘や以前すんでいた北京・蘇州の思いでなどなど
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8日は立秋。
立秋をテーマにした、写真の特集を見つけました。



写真はこちらからどうぞ!
立秋:一叶落而知天下秋
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中国において夏、氷を使用する歴史は古く、清朝においても冬の間に氷を保存しておくのはひとつの決まりでした。

明の時代では立夏の日に大臣へのご下賜があったといいます。また清の時代には三伏の始まり初伏から立秋の間に役人たちに氷のご下賜があり、チケット制で氷を受け取ったそうです。もちろん階級によりその量は違いました。

冬の間に保存された氷は、大きな塊は商店に降ろされ、小さなものは町を売り歩く小商いに卸されました。氷売りは銅の杯を二つ合わせて鳴らしながら歩 き、氷を買ったそうです。子供たちも小さな氷のかけらを買い求め口に含んでしばし暑さをしのぎました。

冬、北海、什刹海(シィチャァハイ)で氷をとり、近くの氷倉で貯蔵したといいます。かつては什刹海の近くで冷たい空気が流れているところがあり、 それを感じることができたそうです。そしてその奥には氷倉の入り口があったのだそうです。


町の氷売り(中国電影出版社「舊京風情」より)

ようやく旧暦の六月になりました。
六月は、仲夏ともいいますが、そう書くと、暑そうですよね。

納涼というと、蓮摘み、蓮見が主なイベントでした。


宮中の后妃、六月は池で蓮を摘むの図
(乾隆年間の「月曼清遊図冊」から)



雍正十二月行楽図軸:六月納涼


北京風俗図譜:蓮観賞
パナマ帽をかぶる、日傘をさす男性やら、団扇を持つ女性、棒手振りの麦藁帽など、夏っぽいのですが、着ている物が暑苦しく見えるのは、私が現代人だから?
パナマ帽なんて男性がかぶっているのは、やはり書かれた時代を繫栄しているのかな(民国初期)

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