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Pengzi de 雑記帳
中国に関する雑記、備忘や現在住んでいる蘇州の様子などなど
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夏の中でも一番暑い時期「三伏」が始まりました。
入伏の日です。
日本でも20日は夏の土用の丑の日ですよね。

三伏の習慣は
頭伏餃子、二伏麺、三伏烙餅攤鶏蛋
まず最初の日、つまり今日は餃子なので、餃子です。
夏なら、何餃子がいいんでしょうね...
「中国セロリ」とかかなぁ....
ほかあれやこれや考えたのですが、どれもこれも今一つ。
定番の白菜の餃子にしました。

量り売りはこんな感じです。

半分を茹でました。

~>゜)~<蛇足>~~
今年の三伏
初伏:7月17日 - 7月26日 10日
中伏:7月27日 - 8月15日 20日
末伏:8月16日 - 8月25日 10日

~>゜)~<蛇足2>~~
作る予定だったのですが、
洗濯機が壊れてしまい、作る気力が吹っ飛び、
ご近所で作りながら売っているものを買ってきました。
その場で茹でてもらって食べてもよし、冷凍ものを買って帰ってもよし。
お持ち帰りようは、冷凍餃子がきれいに並べてパックになっていますが、
私は量り売りを買ってきました(^^ゞ
白菜っていったのに、なぜかおばさんがニラ餃子を詰めようとしていて焦りました。
作る気力が吹っ飛び、買ってきましたが、
余りの暑さに、作ったほうがよかったかも.... と(^^ゞ
ま、今日は皮厚の中国餃子が食べたい気分だったのでよしとしましょう。
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本屋さんで本を買うなんて何年ぶりだろう。
昨今はほぼネットですからねぇ....
とそんな私が、購入したのは『旧时风物』(旧時風物)。



副題の、「在历史中追寻美」(歴史の中の美を尋ねて)に惹かれました(^^ゞ
作者の先生の没後三十周年の愛蔵版ということで、ハードカバー。 45元也。


~>゜)~<蛇足>~~
歴史のコーナーに、日本の某新書の翻訳版が何冊も並んでいました。
中国の歴史関連の書籍、それも日本の先生方の著作物です。驚きました。

~>゜)~<蛇足2>~~
このところ、アクセスが悪く、UPどころか、
自分のブログに入ることもできませんでした。
ときどきあるんですよねぇ。こういうこと.... (  ̄- ̄)
西湖より包頭まで 2 江南の風物 -01 杭州へ 後編

 この水車の外に江南の野に目をひくものがも一つある。
それは墳墓である、
田と云わず畑と云わず村落に近づくと円い土の墳墓を見る、
中には松柏の緑のかげに祠堂があり、あるいは円墓の美はしきを並べた特定の墳墓もあるが、
普通は至る所の田圃に無暗に円墳を作るものらしい、
見れば木棺を地上に置き藁屋根をきせたに止まるものもあれば、
棺の周囲に子煉瓦を集め重ねたものもある、いづれにしても円墳でない粗末なことだ。

 重葬の国にこれは不思議と尋ねて見ると、
通訳の王氏は曰く長幼の序を失いて先立てるもの、あるいは風水により相令家の言に従い、
土葬し得ざるものの墓である 
しばらく土上に置くゆえにこれを権厝(ケンツウ)というと、
厝にして終に葬られず、半ば腐朽せるものもある。
他郷の人偶ま死して葬ること能わず、しばらく帰郷の期を待つ間殯することもある、
これは殯舎とて風をよけたる立派な建築物に鍵をかけた所で
屍体預所とでもいわるべき所であるがこれは田舎にはない、
したがって厝に逢うものは余程不運と諦めねばならぬ、
北支那では円墳の前に石碑のあるのが多いが、江南ではそれが少ない、
しかしそのもっとも丁重なるものは墳塋の堂々たる千金を費やして及ばざるものも少なくない、
硤石駅の小さい丘の上にあるものの如き尤も優れたるものの一つである。

 嘉興からさきは所々に古代の火成岩の山があって、土地も高いから水田は変じて桑圃となる、
我が国の刈桑のようなのは見当たぬが、高作りで其の葉の瑞々しき茂りを見ると、
さすが養蚕の本場に来たと思わしむる。
臨平駅に着く前にはじめて江南の大運河を横ぎる、
幅もせまく水も濁っているが、民船の輻輳は盛んなものだ。
ついで杭州城壁を見る艮山門は北にあり、東へ廻って城壁を破って清泰門内の停車場につく、
ここで下車いよいよ杭州見物に入る。




~>゜)~<蛇足>~~
かつて、初めて北京から離れたときに、
南に行けば行くほど、田畑や丘などに墓が増えてるのに驚いた記憶があります。

著者が田畑などにあるお墓について興味深く書いていますが、
かつて、東北本線の鈍行列車に乗り合わせた某国留学生にはやりお墓について聞かれました。
あちらこちらに見かけますがいったい何なのか、外国の方にはわかりませんよね。






西湖より包頭まで 2 江南の風物 -01 杭州へ 中編


 民家を見ると多くは瓦葺で牆壁も壁も、同じ形の煉瓦で以て、一廓に築き上げ、
たまには草葺のものもあるが煉瓦に意匠をこらして屋根の端をそらしているのが多い、
それよりも眼につくのは母屋の両側、破風に当たる所に凸形左右三段に抽んでた白壁を立て、
屋根よりも高く超越して其の頂と両肩に古屋根を置いた隔壁の形である、
意匠をこらさ遺て中々振ったものがある。夕日をうけた其の屋並のけしきは格別だが、
これは田舎のみでなく、町家にもあって上海では波形の隔壁が多い。
江南の町はこれがある為めに、展望すると人家櫛比して、いかにも景気がよく見える、
しかも画趣に富んでいて、同時に火災の蔓延を防ぐ利がある。

 我国奈良平野の民家の多くが急峻な藁屋根の母屋を立てて、
その両側に瓦で葺いた隔壁をつくっているのもこの江南の風を移したものであるらしい、
あの国中の高い屋根と白壁が生駒葛城の翠緑にふさわしいように、
江南の民家の隔壁は塔と橋との国に似つかわしい趣を占めている、
ついでにいうが、近畿の都邑にはこの隔壁の名残をとどめて隣の家と家との境目即二階の両端に、
目かくし様の羽建(ウダチ)をつけている所が多い、
古い城下町などことに丁寧に出来たのを見受ける、
これも支那文化の影響の名残であるとかつて内藤博士から教えられたことを思い起す。
ただしこの江南の屋根の形は山東から大連附近迄に拡がっているが、
直隷に入るとまったく趣が変ずる、これも亦注意すべき事実である。

 森と塔と民家の屋根とに離れると、あとは一面の田圃、縦横に横はれる運河溝渠、行けども行けども其の状は変らず。これら浦涇溝渠の揚子江又は黄埔に通ずるものは黄濁をなし民船の往来を見るが、中には全く澄みきった清水の渠がある、図を案ずれば澱山湖に通ずるものである。

 江南一帯これらの渠の水面は田の面よりも3尺ないし6尺位低いのが例である。
見渡す限りの田の面は稲の結実期で灌漑の最重要な時期であるから、
この低い清水を田の中に汲み入れるために、
男が三人もかかって一の水掲車を踏んでいるものもあるが、
多くは牛に水車を曳かしている。
それは龍車と称するもので魏の馬鈞が紀元三世紀頃に発明したもの、
蘇軾の水車の詩に自ら註して江浙間人木水車為龍骨車と記した所のもので
あるいは翻車ともいい千数百年の農具である。

 田の大さは60間に10間2反内外もある長方形が多い、
株裁にした稲が我国の水田と同様に秀でていると、
これに沿うた溝によって、一つの田に一つの龍車が取りつけてある、
それが列をなして円い草屋根が十数個も並んで、中に婦人又は子供が牛の番をする、
牛は車のふちを倦まず倦まず歩む、
車が回わると軸につけてある連綴の木板が回転して槽の下から水を上方に送りだすのであって、
誠に太平の風致である。江南の糧はかくの如く半ば牛馬の灌漑によってつくられる。











龍骨車



小暑のころ、旧暦の六月といったら蓮見の季節。
 

小暑の七十二候は
一候: 温風至
二候: 蟋蟀居宇
三候: 鷹始鷙
温風(熱風?)が吹きはじめ、コオロギが軒の下に移り、鷹が猛鳥に成長する。

そんな季節が小暑です。
そして小暑の間に、出梅して、一番暑い時期「三伏」を迎えます。
盛夏の始まりが小暑といえるでしょう。

小暑にこの食べ物というのはないのですが、
この時期に始まる三伏の初日には餃子を食べる習慣があります。
ちなみに今年は7月17日です。
暑いのに、水餃子... 水餃子は餃子を茹でたものです。
「もっと熱くなったら餃子も食べたくなくなるし、気合入れ?」
面白おかしくそんな風に解説してもらったことを思い出しました。



~>゜)~<蛇足>~~
 小暑から大暑までが「暑中」の期間です。
 「暑中お見舞い」はこの時期に出します。
 立秋になったらどんなに暑くても「残暑お見舞い」になります。
 子供のころから、なんと理不尽なと思っていました(^^ゞ

~>゜)~<蛇足2>~~
 ここで紹介する七十二候は中国版です。
 日本のものとは違うものもありますのでご注意ください。
 一候、二候、三候と書きましたが、
 日本では初候、次候、末候ですね。

~>゜)~<蛇足3>~~
 ちなみに小暑の日本の七十二候は
 初候:「温風至」 (あつかぜいたる)
 次候:「蓮始開」 (はす、はじめてひらく)
 末候:「鷹乃学習」(たかすなわちわざをならう)
 微妙に違います...

~>゜)~<蛇足3>~~
三伏についてはメインサイトの「三伏」をご参照ください

~>゜)~<蛇足4>~~
蓮見についてはこちらで紹介しています。
北京風俗図譜から十刹海の蓮見



小暑の画像は百度百科から
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